2011年6月9日木曜日

Redmine 導入作業3

それにしても Redmine 遅すぎる。がっかりしてインストした ruby-1.8.7 一式削除する一歩手前までいった。でもいくら Rails 重いといってもタイムアウトするんじゃないかという重たさは他に理由があるはず。で、実際名前解決がボトルネックになっていた...。

Redmine は VirtualBox 内のゲスト OS (Ubuntu 11) で動いていて、10.0.2.15 というアドレスがアサインされている。ホスト OS の Windows 7 からは NAT越しでポートドワードしてアクセスするように設定している。Redmine からみると外部ネットワークからのアクセスはゲートウェイ 10.0.2.2 からくるように見える。このアドレスを名前解決しようとして時間がかかっていたようだ。 /etc/hosts に 10.0.2.2 に名前を以下を追記したところ期待していた速度になった

10.0.2.2      pirate

さて、続きの設定をするとしよう。 といってもあとは git の設定だけ。一人で使うので Rails も PostgreSQL もホームの中に置き、自分のユーザー権限で動かしている。そんな訳で git の大本のレポジトリも自分のホーム内に置く。試しに hoge というプロジェクト用にレポジトリを作る。
mkdir -p /home/shingo/Gits/hoge
cd /home/shingo/Gits/hoge
git --bare init

次に ~/hoge がプロジェクトのディレクトリだったとする。まずこのディレクトリに git の設定ファイルを置く。
cd ~/hoge
git init

この時点で .git というディレクトリがひとつできる。ディレクトリ ~/hoge にはいくつかファイルがあったとして、さしあたり hoge.rb というファイルだけをバージョン管理下におきたいとする。その場合
cd ~/hoge
git add hoge.rb
git commit -m 'initial hoge.rb'
これで hoge.rb は手元の ~/hoge レポジトリに登録された。これを大本のレポジトリ /home/shingo/Gits/hoge に反映させたい。まず大本のレポジトリが /home/shingo/Gits/hoge にあること、そしてそれを redmine と呼ぶ事を宣言する。 (~/hoge の中でやる)。
cd ~/hoge
git remote add redmine /home/shingo/Gits/hoge
あとは手元のレポジトリ (master) を大本のレポジトリ (redmine) に push すればよい。
git push redmine master

Redmine の管理画面で新規プロジェクトを作り、レポジトリとして git を選び、大本のレポジトリのパスを指定すればバージョン管理下にあるファイルを Web で参照できるようになる。

ちなみに私の環境ではさくさく動いている。すばらしい。さあ開発するぞ。

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