我が家で使っているプリンタ Canon Pixus iP4200 の調子が悪くなった。
5 年程前に買ったプリンタなのだが、年賀状シーズン以外はたまに写真印刷する程度で利用頻度は非常に低かった。でもこれまでは調子良く動いていて、変な線が入る/インクが滲む等のトラブルはなかった(インクの減りが速すぎないか?という不満はあるが)。
ところが先日赤系の色が多い印刷(普通紙)を 200 ページ程して以来、写真を印刷すると以前に比べて全体的に赤みがかかった仕上がりになるようになってしまった。不足ぎみなインクを交換したり、ヘッドクリーニングをしたりしても改善しない。
ちょっと前までは純正のプリンタヘッドを単体で売っていたが、さすがにもう手に入らないようだ。もう 5 年たったし新しいの買う気になっていたが、プリンタヘッドを水洗いする話をネットで見かけ、駄目もとで洗ってみた。
以下はあくまで駄目もとでやったことにすぎません。真似してプリンタが壊れても私は責任を追うことはありませんので、やる場合は自己責任で行ってください。
インクタンクを全て外した後、プリンタ本体からプリントヘッドを取り外す。ヘッドに付いている基板部分に気休め程度にセロテープをはる。 40 度位のお湯にヘッド面を付けると絵筆を水で洗った時のようにインクが滲み出てきた。ついでにインクを注入する丸い部分にもお湯をかける。インクが殆ど滲み出なくなったらティッシュペーパーでよく拭く。これだけ。(一応基板には水がかからないように気を使ったが若干濡れてしまった)。
ヘッドをプリンタに取り付け、インクタンクも元に戻して普通紙でテスト印刷を何度かしたが色がかすれていた。ヘッドクリーニングを 2 度程して活を入れ、もう一度テスト印刷をしたら正常になった。その後写真を印刷してみると、赤みかかった現象は解消された。このプリンタこんなに綺麗に印刷できたんだと思える位。
多分利用頻度が低かったので全色がある程度めずまりしていたと思われる。そこへきて赤系の多い印刷を大量にしたものだからマゼンタのヘッド部分だけめずまりが解消してしまい、結果写真を印刷すると赤が強い仕上がりになったのではないだろうか。
追記 (2012-11-12):
毎年11月ころから暮れにかけてこのポストの閲覧回数が増えるので、追記する。
その後、我が家のプリンタはというと、ヘッドを再び洗ったら、印刷時に線が入るようになってしまい、1年程前に買い替えた。
洗い過ぎには注意。
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